13/06/2026
〘You can read the original X tweet of Beloved Guruji by clicking the link below〙
https://x.com/vishwananda/status/1734861357898441112?s=20
ポジティブになるのは、どうして難しいのでしょうか?
理由は、2つあります。1つ目は、ネガティブからポジティブに変容するためには、努力とエネルギーが必要になること。2つ目は、ポジティブな考え方が、しばしば、希望的観測に過ぎないものになってしまっていること。つまり、奥底に、葛藤、苦しみ、過去のトラウマ、ネガティブな感情があるのに、表面的な思考をポジティブに考えようとしているだけで、まったく根付いていないこと。
「人間は習慣の生き物である」という表現を聞いたことがありますか? この表現は、真実です。私たちの良い性質は習慣であり、一方、ネガティブな性質も同様に習慣です。人間には、肉体的な癖だけでなく、精神的な癖もあります。習慣は習慣に過ぎませんが、習慣にも理由があります。ですから、意識的に賢明に選択することが大切です。思考を条件づけるということは、大切にしている考えや感情と習慣的に共感することです。ネガティブな考え方も同様に習慣ですから、容易に変えることはできません。習慣を変えるためには、相応の時間が必要で、何を変えたいのか明確にして、熱意を持って取り組む必要があります。
また、生理学的な要因もあります。たとえば、脳のメカニズムです。脳は、確実に生き残るために機能するように構築されていますから、外側からのネガティブな刺激に対して強く反応します。内面的な感情に対しても同様です。脳がより強く反応すると、より深い痕跡が脳に刻み込まれます。心理的な痛手やトラウマも同じです。もし、それが癒されなければ、繰り返し苦しむことになり、苦しみが増幅されます。
だから、多くの人々が幼少期のトラウマに苦しんでいるのです。また、特定の状況や出来事が、マインドと脳に深く刻まれて、トラウマの原因になることがあります。人生では、苦しみそのものを回避することはできませんが、それを癒し、改善することは可能です。その成否は、決心とコミットメントにかかっています。たとえ、体系的にポジティブなものが打ち壊されたとしても、自分自身に関する間違った信条を持っているとしても、内奥の空間やインナーチャイルド(生まれつきの英知と直感)に再びつながることができなくても、誰も信頼できないとしても、他人のせいで心身が衰弱してしまったとしても、自己尊厳が感じられないとしても、失望し、罪の意識にさいなまれているとしても、あなたの内側には源がありますから、自分自身を癒して変容するチャンスは残っています。自然にチャンスが訪れることがあれば、自分でチャンスを作らなければならないこともあります。いずれにしても、変容するために最善を尽くし、ポジティブでいることを習慣にしなければなりません。苦しみ、トラウマ、壊れてしまった感じ、ネガティブな感情などを癒したことに由来するポジティブなものは、深く根を張って、長い間続き、広まっていきます。
ポジティブになるには、努力が必要で、さらなるエネルギーを生み出す必要があります。つまり、規律を受け入れて、それを守る、ということです。これこそサーダナであり、本当のスピリチュアリティ(変容するための努力)です。ただし、決して忘れてはならないことは、スピリチュアルな規律は、決して味気ないものではなく、意思の力だけに頼っているわけではない、ということです。スピリチュアルな規律が愛に基づいている時、もっと効果的・効率的になります。愛は、最も偉大な力です。サーダナの中に愛が現れていれば、あらゆることが容易になり、実現できる可能性が飛躍的に高まり、究極的には、本当に成功します。
ですから、最善を尽くして努力してください。あなたは、決して孤独ではありません。自ら進んで変容する勇気があれば、必ず手助けや支援が届けられます。
パラマハンサ・ヴィシュワナンダ