06/06/2026
「アーケード商店街の今~宇和島市・きさいやロード」
現存12天守を持つ宇和島城下に『宇和島きさいやロード』は位置しています。全長約600mのアーケード商店街です。恵美須町商店街、新橋銀天街と袋町商店街という3つの商店街の総称です。一直線に伸びる商店街は、幅がとても広く、天井からこぼれる光が明るさを増しています。「きさいや」とは、地域の方言で「来てください」や「いらっしゃい」の意味です。
宇和島駅前の国道320号と国道56号線との交差点あたりまでは、南国の町を彷彿させるワシントンヤシが立ち並びます。ここから恵美須町商店街が始まります。そして、アーケードは新橋銀天街と続きます。
直交する通りの右手に宇和島城が見え隠れし、その中でも開放的な大通りにぶつかります。『牛鬼ストリート』と呼ばれ、7月下旬に開催される『うわじま牛鬼(うしおに)まつり』のメイン会場となっています。牛鬼を象った山車が宇和島城下から和霊神社まで、きさいやロードを経由して練り歩きます。
また、アーケードの頭上には、牛鬼や八ツ鹿踊り、闘牛、そして宇和海などのモチーフが飾られています。人々が闊歩する商店街とは言い難いですが、真ん中に自転車を止めて、買い物する姿も見受けられ、地域密着のお店も多く、ゆっくりと流れる時間と共演してくれる場所と言えましょう。