20/03/2026
比叡山には三塔十六谷と呼ばれるように御山全体に堂宇が建っています。
三塔が東塔(とうとう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)の三地域を指すことは良く知られています。
さらに各地域に谷と呼ばれるエリアがあります。
これは堂宇のかたまりを指す場合と僧侶の集まりを指す場合があります。
今回は十六谷の中でも特に有名な無動寺谷を歩いてみました。
坂本ケーブルで下からあがるとケーブル延暦寺駅につきます。
駅舎の隣りに鳥居があります。
この鳥居をくぐり下へ降りていくと10分程で無動寺谷地区につきます。
ここには谷の名称になった無動寺や弁財天を祀った弁天堂などがあります。
無動寺は近畿三十六不動のひとつで不動明王を祀ったお寺です。
特にこの地域を有名にしているのはここが延暦寺の荒行のひとつである千日回峰行の発着点であり、行者さんの拠点であるからです。
山の崖の途中に作られているため琵琶湖をのぞむ景観は絶景のひとことですが、間違えると崖下に落ちてしまいそうな道や険しい階段をすすみます。
そのままおりれば山麓の坂本につきます。
東塔地域へ戻るには坂道を今度は倍近い時間をかけてのぼり一旦延暦寺駅までもどりそこから10分ほどで東塔地域へたどりつきます。
軽い観光のかたはあまり立ち寄られない場所ですが延暦寺の本来の姿を見せてくれる大事な場所でもありますので機会があれば訪れてみてください。